忙がばまわれ

ヨガに限らず、サッカー、野球、テニス、ピアノ、水泳、マラソン…何をするにしてもやはり基礎が大事だなと今日の練習で感じた。

私はヨガをしているのでヨガ目線で書いてみる。ヨガの本来の目的は心の安定。「はい、今から瞑想して!」と言われてもなかなかそれは難しいものがある…。それなら体を動かしながら、自分の内側に意識を向けていこう、次々浮かんでくる思考を消すのではなく、さらりと受け流す。アーサナは集中する為の手段。なので、別に素晴らしくカッコ良くキメる必要はない。しかしどうせやるならカッコよくキメたいと思うのはまだまだ私の修行が足りないのだろう😅

でも正直いうと私はそれでもいいやん、と思う。少なからずみんなそういう気持ちがあるから、毎日シャラへ行き先生の指導を受けたり、宅練したりするのだろう。そしていつかはインドへ行ってみたいと思ったりもするのだろう。

アーサナをバッチリキメる事だけに命をかけていたらそれはヨガ的にはどうかと思うけど、一つの楽しみとして考えてもいいと私は思う。特にアシュタンガヨガの練習生は基本的に週6日毎朝練習する。ただ練習するだけならさほど難しい事はないけど、仕事もあるし家事もある。やるべき事を頭の中で整理し、その中でなんとか時間を確保し練習する。それって凄くない⁉︎と私は思う。だからちょっとぐらい楽しみがあってもいいやんと…😅

このアーサナをカッコよくキメたい!と思ってもなかなかそううまくはいかないものだ。以前はそのアーサナを一生懸命ただひたすら練習していたけど今は違う。あえてやらなかったりする。その代わりに地味ーな事をコツコツコツコツ…そしてある時何となくやってみたらあら出来た!何事にも近道は無い。近道なようで実は遠回りだったりする。忙がば回れって言葉を考えた人ってすごいなぁ〜と思った日。