インストラクターだからといって、どんなアーサナでも出来るわけではない。
もちろん身体的能力に優れた人はその分出来るアーサナも多い。
でもどんな人でも練習無しにそこには到達しない。
何年頑張っても出来ないアーサナがあるかもしれない。けれど人より長く悩んで工夫し続けた分、経験と知識、知恵が身につく。自分では出来なくてもその経験でアジャストが抜群に上手になったりもする。きっとそれがその人の役割。
そういう人はきっと指導者に向いていると思う。出来ない人に向けてその人に合った方法を提案していけるのがインストラクターなんじゃないかな。ヨガだけじゃなく、何かを誰かに伝える、教える人はみんなそう。
もちろん教える側と教えられる側、双方の相性もあるから万人に受け入れられると言うのは難しいだろう。
そして忘れてはいけないのが、アーサナがゴールじゃないということ。
出来る日もあれば出来ない日もある
かと思えば昨日まで出来なかったことが突然出来たりする。
ココロがソワソワして集中力が続かない日もある。
前日の夜、食べ過ぎて体が重い日もある。
心配事があったり、なんだかやる気が出ない時もある。
毎日毎日、日々変わる心と体。ヨガ、アーサナを通してそれを受け入れ、全ての事において良い悪いのジャッジをする事なく、ただ受け入れる。
ちょっとした事に動じない心を養う練習。
そして私は明日もシャラへ行く。
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